データスタジアム株式会社は4日、Jリーグと連携し、2026-27シーズンから日本サッカー協会(JFA)の審判員に向けた試合前分析データの提供を開始すると発表した。
Jリーグ公式データ「J STATS」を活用し、担当試合を控えた審判員が対戦チームの特徴や試合傾向を事前に把握できるよう支援することで、日本サッカー全体の競技環境向上を目指す取り組みとなる。
今回提供されるデータには、各チームのプレースタイルや攻守の特徴に加え、ファウルの発生傾向など、判定や試合運営に役立つ情報が含まれる。
試合前の準備だけでなく、試合後の振り返りにも活用できる分析情報を提供することで、審判員がより客観的な視点から試合内容を確認し、次戦へ向けた改善につなげられる環境を整備する。

データの一例(※CKやFKに関するもの)
近年、サッカー界ではデータ分析の重要性が高まり、クラブの強化や選手評価、メディアでの情報発信、ファンサービスなど幅広い分野で活用が進んでいる。
一方で、審判員への本格的なデータ提供は新たな取り組みとなり、公式戦を支えるレフェリーの準備や育成にもデータを生かすことで、競技運営全体の質の向上が期待されている。
データスタジアムはこれまで、Jリーグ公式戦の記録データの取得・分析・提供を長年にわたり担当し、クラブやメディア、ファン向けサービスなど多様な領域でデータ活用を支援してきた。その知見を生かし、今回新たに審判分野へ活用範囲を広げることで、競技現場に寄り添った情報提供を実現する。
同社はJリーグサポーティングパートナー(フットボール領域/トップ・大会運営)として、試合データの取得・配信や各種システムを提供するほか、映像・データ分析ツール「Football BOX」をJリーグ全クラブへ導入している。
今後もスポーツデータの活用を通じて、日本サッカーの発展と競技力向上、さらにはスポーツが持つ社会的価値の創出に貢献していくとしている。
筆者:奥崎覚(編集部)
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