サミ・ケディラ(当時レアル所属のドイツ代表)
「イケルはレアル・マドリーのレジェンドであり、すべてのサポーターから愛されていた。

監督は彼をベンチに追いやり、口も聞かず、メディアで彼の悪口を言った。だから、ロッカールームは悪夢のような状態だった。

その後、ジョゼと非常に多くの選手との関係性は壊れた。

クリスティアーノ・ロナウド、カシージャスやセルヒオ・ラモスらスペインの選手たちも。そういう選手たちはロッカールームの雰囲気において極めて重要な存在だった」

モウリーニョ監督
「最初の3回、キャプテンだったカシージャスと話したが、真っ先に彼が言ったのは、『代表選手の休みをもっと増やしてほしい』ということだった。

2回目に話した時は『あなたが望む時間帯だと、マドリッドの渋滞がひどいから、練習時間を1時間遅らせてほしい』だ。

そして、3回目は『僕らはホテルには行きたくない。試合当日に集合して、スタジアムに直接向かう方がいい』だ。その短期間で彼らがあまったれていると分かった。

私には受け入れられないことがあり、それはこれからも絶対に受け入れない。

誰かが私をリスペクトしないなら、それは問題だ。私はこう言う。『バルセロナとレアル・マドリーだ。代表チームに行けば、やつらにキスしてもいいが、今は違う。これは戦争なんだ』と」

試合前に集中するためにホテルに泊まることについて、選手たちは拘束時間が長くなることを嫌がっていたそう。

カシージャスはチームを代表する形で進言したはずだが、モウリーニョ監督はその要求を快く思わなかったという。

また、ライバルチームの選手と仲良くすることにも嫌悪感を抱いていたようだ(モウリーニョ監督はもともと通訳兼コーチとしてバルセロナにもいた)。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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