近年の日本代表は3-4-2-1を基本布陣とし、両サイドにはウイングバックとしての攻撃力や推進力が求められてきた。
しかし、伝えられているようにもし4バックへ回帰することになれば、選手の選考の基準にも大きな変化が起きるはず。菅原由勢ら既存のプレーヤーに加えて、このポジションを得意とする者が再び招集を受けることになるだろう。
今回は、「日本代表が4バックに回帰したらチャンスが増えそうな選手」を7名ピックアップした。
小杉啓太

(C)Getty Images
所属:アイントラハト・フランクフルト
湘南ベルマーレのアカデミーからスウェーデンのユールゴーデンへ渡り、10代のうちから欧州でレギュラーとして経験を積んだ小杉啓太。
2026年1月にはブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトへステップアップ。左サイドバックとしての技術、豊富な運動量、ハードワークを高く評価されての移籍だった。
加入後は監督との相性に苦しみ戦力外の扱いになっていたが、指揮官の交代によって立場は大きく変わりそうな状況。20歳とまだ若いこともあり、ブンデスリーガでの大ブレイクも期待できる。
まだA代表で中心となる段階ではないかもしれないが、彼が持つポテンシャルは間違いないものだ。2026年6月にも日本のU-21世代でプレーしており、次世代候補としても注目したい存在だ。
常本佳吾
所属:バーゼル
鹿島アントラーズで評価を高めた後、2023年にスイスのセルヴェットへ移籍した常本佳吾。その後2025年夏にはFCバーゼルへステップアップした。海外組としてはあまり注目を受けていないように見えるが、常にスイスリーグで安定した活躍を見せている。
また、ヨーロッパではUEFAのカップ戦も経験しており、継続的に異なるタイプのウイングと対峙してきている。様々な国の選手を相手に戦ってきた彼は、すぐに代表でも力を発揮できるだけの積み上げをしているといえる。
攻守にわたってバランスを取ることを考えれば、彼はある意味「選びやすい」存在でもある。27歳の年齢的にもピークを迎えており、サムライブルーのユニフォームを着るにはいいタイミングだ。
毎熊晟矢
所属:AZ
4バックであれば、毎熊晟矢は日本代表の右サイドバック争いにすぐ戻ってきても不思議ではない選手だと言えよう。特に攻撃面を重視して選ぶのであればだ。
セレッソ大阪で右SBとしてブレイクし、日本代表でも存在感を示した後、2024年夏にオランダのAZへ移籍。負傷による長期離脱も経験したが、2026年1月には公式戦へ復帰することに成功している。
日本代表ではワールドカップ予選の途中から3バックが定着したことで出番を失っている。しかし2023年アジアカップで見せたパフォーマンスは非常に素晴らしいものであったし、再び招集することに反対する者は少ないはずだ。
年齢的にもすでに若手ではないが、だからこそ即戦力として計算できる。負傷前のコンディションを完全に取り戻せれば、「右SBの第一候補」に再浮上するだけの能力は十分にある。
