2026-27シーズンが開幕した明治安田Jリーグ。
開幕直前に全面リニューアルされたリーグの公式サイトでは、これまで同様選手やチームの各種データを誰でも閲覧することができる。
今回は、第2節を終えて興味深かったデータを紹介。それはチームスタッツの「クリア総数」だ。
クリア総数 2026-27シーズン
1位 73回 横浜F・マリノス
2位 71回 FC東京
3位 69回 清水エスパルス
4位 65回 V・ファーレン長崎
5位 64回 セレッソ大阪
6位 63回 京都サンガF.C.
7位 58回 名古屋グランパス
8位 55回 東京ヴェルディ
9位 53回 ヴィッセル神戸
10位 52回 アビスパ福岡
11位 50回 水戸ホーリーホック
12位 48回 鹿島アントラーズ
13位 47回 浦和レッズ
13位 47回 ガンバ大阪
15位 45回 ジェフユナイテッド千葉
16位 36回 FC町田ゼルビア
17位 34回 ファジアーノ岡山
17位 34回 サンフレッチェ広島
19位 29回 柏レイソル
20位 26回 川崎フロンターレ
開幕2戦で最多の73回を記録したのは横浜F・マリノス。昨季残留争いを強いられた名門は、途中就任した大島秀夫監督のもと“割り切ったサッカー”で降格を免れた。
その結果、クリア総数は5位の927回を記録していたが、スティーブ・コリカ監督が就任した今季はクリア総数がさらに増加している。
ただ、昨季のようにやみくもに蹴る場面は減り、ビルドアップの意識と精度も百年構想リーグまで率いた大島監督時代より明らかに向上。チーム戦術の中でクリアを選択する場面が多い点が昨季からの変化だ。
一方、最少は26回の川崎フロンターレ。昨季も19位(796回)とクリアが非常に少なかった“ポゼッションの雄”は、今季からクラブレジェンドの中村憲剛氏がヘッドコーチに就任。現在のJリーグで希少な「4バックのポゼッション型チーム」として練度を高めている。
また、昨季1005回で「クリア王」に輝いたファジアーノ岡山もここまで17位とクリア数を大きく減らしている。
J1初挑戦だった昨季は、安全第一で最前線のルカオに向けて蹴る場面が多かった。しかし、J1定着を目指す今季は次の段階へ。シュート本数は、セレッソ大阪との開幕戦(1-2敗戦)が20:6、昇格組のV・ファーレン長崎をホームに迎えた2節(1-0勝利)も20:3と相手を大きく上回った。
就任5年目の木山隆之監督のもと、百年構想リーグを経て攻撃マインドが高いチームへと生まれ変わりつつあるファジアーノ岡山。今後の戦いぶりが楽しみだ。
筆者:奥崎覚(編集部)
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