J1の浦和レッズは26日、この日浦和駒場スタジアムで行われた天皇杯2回戦の山梨学院大学戦後、選手に対する誹謗中傷とみられる発言が確認されたとして、注意喚起を行った。

試合は、元日本代表FWオナイウ阿道の2ゴールなどで浦和が山梨学院大学を3-0と下し、3回戦進出を決めた。

その試合後、選手がスタジアム内でファン・サポーターへ挨拶をしていた際、東サイドスタンド(ひな壇エリア)のメインスタンド寄りのブロックで、選手に向けて誹謗中傷と思われる発言があったという。

クラブによると、発言については警備員から直ちにクラブスタッフへ報告された。その後、複数のスタッフが周囲のファン・サポーターにも協力を求めて事実関係の確認を行ったものの、発言した本人の特定には至らなかった。

浦和は今回の事案を「到底看過できない」とし、極めて重く、強い危機感をもって受け止めていると説明。これまでも選手やスタッフが安心してプレー、活動に専念できる環境を守るとともに、ファン・サポーターについても人権が尊重され、選手・スタッフとの間に健全な関係が育まれることが重要だと訴えてきた。

特にクラブが問題視したのは、誹謗中傷が行われたタイミングだ。チームが勝利を収めた直後、選手たちがファン・サポーターへ挨拶をしている場面で発言があったことについて、「多くのファン・サポーターのみなさまが、とても大切にされている瞬間」での出来事だったとして、残念な思いを示した。

浦和は「いかなる状況であっても、選手、スタッフに対する誹謗中傷を認めるものではありません」と明確にしたうえで、ファン・サポーターに対し、今後も互いに敬意と思いやりに基づいたコミュニケーションを図るよう呼びかけている。

J1では開幕3連敗を喫している浦和レッズ。次戦は29日(土)、ホームの埼玉スタジアム2002へ横浜F・マリノスを迎える。

筆者:奥崎覚(編集部)

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