ワールドカップの舞台で日本代表の10番を背負った堂安律。
持ち前の攻撃だけでなく、守備でも献身的にチームに尽くせる右ウィングバックとして、サムライブルーになくてはならない存在になった。
昨夏には移籍金2100万ユーロ(約39億円)でドイツ1部フランクフルトへ移籍。
だが、28歳になった堂安にこの夏、サウジアラビア移籍説が急浮上することになった。
『Frankfurter Rundschau』によれば、フランクフルトとサウジのアル・イティハドは、移籍金1700万ユーロ(約33.3億円)で合意していたというが、堂安が移籍を拒否したとのこと。
堂安は、サウジのキング・アブドゥルアズィーズ国際空港へ向かう飛行機に乗る代わりに、フランクフルトに留まることを選んだという。
家族や関係者と相談した結果、極めて高額な金銭的オファーを断る決断を下したそう。
アル・イティハドのイェンス・ヴィッシング監督とラモン・プラネスSDは堂安の移籍を成立させるために全力を尽くしたというが、それは叶わなかったようだ。
ドイツ人のヴィッシング監督は、今夏まで堂安の古巣でもあるガンバ大阪の指揮官だった人物。スペイン人のプラネスはトッテナムやバルセロナでもスポーツディレクターを務めた経歴を持つ。
サウジの高額オファーを拒否したという堂安について、同紙はこうも伝えていた。
「(フランクフルト残留を選んだことは)堂安の素晴らしい人柄を物語るものだ。
ただ、(前所属の)フライブルクでのような最高のパフォーマンスを発揮するためには、周囲からの信頼と愛情も欠かせない。
彼は極めてプロ意識の高い選手であり、チームの力になりたいと強く願っている。
ファンもあらためて彼を好意的に受け入れ始めているのではないだろうか。
噂が現実味を帯びてきた際、多くのサポーターは不安を抱いたが、彼が今季のキープレーヤーになり得るポテンシャルを秘めていることは理解しているのだ」
サウジを蹴って残留を決意した堂安は、サポーターにも好意的に受け止められるかもしれないとのこと。
筆者:井上大輔(編集部)
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