今夏からスペイン1部バレンシアでプレーする佐藤龍之介は、日本代表の未来を背負って立つと期待される19歳の逸材だ。

アグレッシブさと無尽蔵のスタミナが売りのアタッカーで、18歳の若さで日本代表デビューを果たした。

FC東京から加入したバレンシアでは、プレシーズンで評価を高め、開幕スタメンを勝ち取った。

バレンシアは、6日に昨季王者バルセロナをホームで迎え撃ったが、0-5の惨敗でドロ沼の3連敗となってしまった。

佐藤は後半途中から投入され、30分ほどプレー。

現地紙は「佐藤:10点中5点。出場時間が短く、関与も少なかった。ほとんどプレーに参加できず、パフォーマンスを評価するには決して理想的な状況ではなかった」と同情交じりに伝えていた。

バレンシアは開幕4試合で1分3敗といまだ勝利がない。

開幕戦の時点で解任論が噴出したカルロス・コルベラン監督は、バルサ戦後にこう釈明していた。

「我々全員が動揺するような状況だが、沈没したわけではない。

我々に向けられる批判はすべて受け止める。ファンは大きな期待を抱いてシーズンを迎えたが、監督として期待通りのパフォーマンスを届けることができていない。

この局面をともに乗り越え、解決策を見出し、状況を変えていくのが責務だ」

『Marca』によれば、メスタージャに詰めかけたファンは怒りを爆発させていたそう。

「出ていけ」とサポーターたちはオーナーや指揮官、選手たちに激しい怒りをぶつけていたという。

一部サポーターは開始19分(クラブ創設の1919年にちなんだもの)まで応援をボイコットしたほか、抗議の意味も含めて、試合中にもかかわらずスタジアムを去るファンも出る事態になった。

バレンシアは次節アウェイでセビージャと対戦する。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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