バレーボール男子日本代表が、福岡県で開催されている「買取大吉 アジア男子バレーボール選手権大会 福岡2026」で好スタートを切っている。

9月4日(金)の初戦ではオマーンを3-1で下すと、6日(日)のバーレーン戦にも3-0で勝利。予選ラウンドを2連勝で終え、ロサンゼルス五輪の出場権獲得に向けて前進している。

そうした中で7日、日本バレーボール協会(JVA)は公式Xを通じ、ファンに向けて選手への接触に関する異例のお願いを発信した。

JVAは「選手たちが最大限プレーに集中するため」として、選手が宿泊する施設での「出待ち行為」や、写真撮影、録画などを控えるよう要請。また、他の宿泊者や施設利用者に迷惑となる行為についても自粛を求め、「皆さまのご理解とご協力」を呼びかけた。

男子バレーでは近年、髙橋藍ら人気選手を中心にSNS上で大きな注目を集めており、今回のアジア選手権でも、代表初選出となった河東祐大の容姿やプレーに関する投稿が話題になるなど、選手への関心は高まっている。

ただ、人気の高まりとともに、選手のプライベートな時間や生活空間までファンが追いかけることにはリスクも伴う。国内スポーツ界では他にも、選手らを対象とした出待ち、無断撮影、過剰な接触などがたびたび問題となっており、競技を支える「応援」と選手の安全・プライバシーを守る行動の線引きが改めて問われている。

JVAは今年6月の男子代表公開練習でも、写真の個人利用やSNS投稿を認める一方、動画の投稿は控えるよう案内するなど、ファンとの交流と選手の環境保護の両立を図ってきた。

オリンピック出場権を懸けた重要な大会で、選手が最高のパフォーマンスを発揮するためにも、ファンには会場で声援を送り、選手のプライベートには踏み込まないという節度ある応援が求められている。

筆者:奥崎覚(編集部)

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画像提供:Getty Images

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