また、母である香織さんはこう説明していた。
「我が家はもともとジュニアでヴェルディに所属することになった時から通うのに、送り迎えでも40分から1時間かかりましたし、自分で電車で通うのも1時間、往復だと2時間~3時間…。
時間が本当にもったいないっていうところが1番ネックだったので、もう少し練習するにはヴェルディのグラウンドの近くに住みたいっていうところで…。
やっぱり環境を与えられるのは親しかいない、できないっていうところから、家族で話し合って、ヴェルディグラウンドの近くに引っ越そうっていうので、家族全員一致で引っ越しをして。
遼河は練習量をそこで確保できたので、ヴェルディの練習以外にもヴェルディグラウンドに日々通って、自主練習をできるっていう環境を…。
ちょっと昭和かもしれないんですけども(笑)がっつり練習するべきだっていう考え方があったので、本人自体も2時間とかの時間だと少ないっていうので、もっと練習したいっていうところがまずは1番あって。
そういったところからやっぱり練習量ってすごい大事だし、自分自身も練習をもっともっとやりたいっていう気持ちが強くなって。
あとは、もう少し厳しいところで自分の身を置いて、練習に励んで活躍していきたいっていう本人の意思もあったので、ヴェルディをやめて、FC多摩に行ったっていう経緯があるんですけれど…」
ヴェルディに入団する時点で、練習量を確保するためにわざわざ一家そろって引っ越しまでしていたそう。
それにもかかわらず、より厳しい環境に身を置くために中学の時点で街クラブへ移る決断を下したとのこと。
向上心の塊のような貴田は、今年3月にアルゼンチン1部リーグで歴史的な初ゴールを記録。さらなる成長に期待したい。
筆者:井上大輔(編集部)
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