ピサノアレクサンドレ幸冬堀尾

2006年1月10日生まれ
名古屋グランパス所属
「鈴木彩艶級」のスケールという意味で、非常に興味深い存在がピサノアレクサンドレ幸冬堀尾だ。
カナダ人の父と日本人の母を持ち、現在の名古屋グランパス公式プロフィールでは198cm、93kg。規格外ともいえるサイズを誇りながら、本人が自らの武器として「チャンスメイク、ビルドアップ」を挙げているように、足元から攻撃へ関与できる点も現代型GKらしい。
2025年には名古屋でJ1リーグ16試合に出場し、同年7月のEAFF E-1選手権で20歳になる前にA代表デビュー。世代別代表へ戻ってからも継続的に招集され、2026年のアジア競技大会でもU-21日本代表に名を連ねている。
まだ粗削りな部分はあるが、このサイズのGKが若くしてJ1とA代表を経験していること自体が大きな魅力。鈴木も若くして批判や失敗を経験しながら急成長した。
ピサノが同じように試合経験を積み、判断力や安定感を磨くことができれば、近い将来日本代表の守護神争いへ本格参戦しても驚くことはないだろう。
荒木琉偉

2007年10月14日生まれ
ガンバ大阪所属
この5人の中で、現在最も強烈な勢いを感じさせるのが荒木琉偉かもしれない。ガンバ大阪のアカデミーで育った195cmの大型GKは、2026年1月のAFC U23アジアカップで一気に評価を高めた。
実年齢より上のカテゴリーで日本のゴールを守り、準々決勝のヨルダン戦ではPK戦で勝利に貢献。準決勝の韓国戦、決勝の中国戦を連続無失点で乗り切り、日本を大会連覇へ導いた。AFCから大会最優秀GKにも選ばれている。
その活躍はクラブにもつながり、2026年のJ1百年構想リーグでは7試合に出場。同年8月には新シーズンのJ1でも先発デビューし、10代にして国内最高峰の舞台でゴールマウスを任されるところまで来ている。
195cmの高さだけでなく、PKに対する強さなど、若手GKらしからぬ勝負強さをすでに国際舞台で証明していることが最大の魅力。18歳という年齢を考えれば伸びしろは計り知れない。
鈴木の「次」を争うどころか、成長曲線次第では鈴木が全盛期を迎えている最中に真正面からポジションを奪いに来る可能性すらある逸材だ。
