アジア大会は確かに重要な国際大会であり、代表チームにとっては勝つことが重要。
韓国男子バスケは、アジアにおいて、かつてほど圧倒的な地位にあるわけではない。優勝を目指して最高の戦力を編成するのは、当然の選択と言える。
しかし、疑問は残る。韓国が日本と同じことができただろうか。
自国で開催されるアジア大会で主力選手を外し、20代前半の選手を中心に代表を編成したら…。
ベスト8やベスト4で敗退すれば、『なぜ最強メンバーを投入しなかったのか』という批判が巻き起こったはずだ。監督や協会は責任を負うべきだという声も高まっただろう。
ここに兵役問題も絡んでくる。選手個人にとってもアジア大会の意義が大きいため、『未来のための経験の場』と協会が宣言することは、日本よりもはるかに難しい。
韓国のスポーツ界では常に世代交代が叫ばれている。有望株を育てて、国際経験を積ませなければならないと言われる。だが、いざメダルがかかった瞬間になると、最も慣れ親しんだ、最強選手たちを頼ることになる。
日本の選択が必ずしも正解とは限らない。ただ、一つだけ確かなことがある。選手を育てるという言葉よりも重要なのは、選手を起用するために、目先の敗北も甘受できるかどうかということ。
日本は自国開催のアジア大会でその選択をした。韓国なら果たしてそれができただろうか」
韓国男子には兵役義務があり、アジア大会で優勝すれば、それが免除される。
そういったこともあり、韓国は日本のような若手に経験を積ませるような選択はできなかったと感じているようだ。
日本は16日の準々決勝でチャイニーズ・タイペイと、韓国はヨルダンと対戦する。
筆者:井上大輔(編集部)
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