レジー・ワトソン
父親:ベン・ワトソン
サッカーファンにとって「ワトソン」という名前は、2013年のFAカップ決勝を思い起こさせるかもしれない。父のベンは、クリスタル・パレスやウィガンでプレーしたイングランド人MF。派手なスターではなかったが、中盤で堅実なプレーを続けた職人系だった。
その息子のレジーは2010年1月生まれの16歳。父もプレーしたクリスタル・パレスの育成組織から、U-15年代でチェルシーへ移った。
ポジションは中盤で、クラブ公式サイトではボール保持時の冷静さや状況判断、セットプレーの技術が評価されている。年代別のイングランド代表ではU-15とU-16でキャプテンも務めた。
2025-26シーズンは、U-18チームに定着。2026年夏にはシャビ・アロンソ監督率いるトップチームのプレシーズン遠征に帯同し、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦では先発から試合終了までプレーした唯一のチェルシー選手になった。
転機は9月9日だ。カラバオカップ3回戦のリーズ・ユナイテッド戦で、アロンソ監督はレジーを先発に抜擢。16歳226日での公式戦デビューだった。
マティス・エブエ
父親:エマニュエル・エブエ
父エマニュエル・エブエは、2000年代のアーセナルを知るファンには懐かしい名前だろう。
2005年から2011年までアーセナルに在籍したコートジボワール代表で、右サイドバックや中盤など複数のポジションをこなし、運動量とスピードでアーセン・ヴェンゲル監督のチームを支えた。
その息子マティスが現在所属しているのは、アーセナルのライバルであるチェルシーだ。
2009年1月生まれの17歳で、ワトフォードのアカデミーで育ち、2025年1月にチェルシーへ加入した。サイドバックの印象が強い父と違い、息子は攻撃的MF。左ウイングから中央へ切り込んでチャンスを作るのが得意だが、クラブ公式サイトでは「前線のさまざまな位置をこなせる創造性豊かな選手」と紹介されている。
ワトフォード時代はU-16年代でU-21チームに出場。チェルシー移籍後もU-18デビュー戦のクリスタル・パレス戦でいきなりゴールを決めた。UEFAユースリーグにも出場し、2025-26シーズンはU-18で公式戦29試合10得点。17歳の誕生日を迎えた直後に、初のプロ契約を結んでいる。
年代別のイングランド代表でも頭角を現した。2025年9月にU-17代表デビューを果たすと、11月にはアメリカ相手にハットトリック。2026年5月には、リヴァプールの本拠地アンフィールドでトップチームのベンチ入りも経験した。公式戦デビューにはまだ至っていないが、その日はかなり近いと考えられている。
