日本の『アイコン』としての役割を担うことも、決して容易ではない。

久保をよく知る人々は、先を見すぎたことが彼の成長を妨げたと指摘する一方で、彼が常に高い集中力を保っている選手との主張もある。

ほぼ毎年、移籍の噂があったが、それらのオファーに実質的な中身が伴うことはなかった。おそらく久保は、実現しなかった未来の姿を思い描くあまり、目の前の現実への集中力を欠いてしまったのかもしれない。

昨夏のプレシーズン中にクラブの補強を批判して波紋を呼んだほか、日本代表合流時に『ここなら試合に出られるかもしれない』と不用意な発言をしたことも物議を醸した。ウルグアイとの親善試合でも彼はベンチスタートだった。

久保はソシエダに留まっているが、そのパフォーマンスは期待されたほどの伸びを見せていない。

そこには注目すべきパラドックスが存在する。彼は将来に関する話題ばかりが先行してしまっているのだ。

今のところ、玉露、煎茶、玄米茶のいずれも、監督の姿勢を軟化させることはできていない。変化を起こすための主導権は、久保自身が握らなければならない」

ソシエダでの序列降下は本人としても十分理解しているはず。

ここからのV字復活に期待したい。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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