J3のFC琉球OKINAWAは9月30日、中国・福建省厦門市を拠点とするWhale Terra社(厦门市鲸球传媒有限公司)と、オフィシャルグローバルトップパートナー契約を締結したと発表した。
これに伴い、2026-27シーズンからトップチームのユニフォーム胸部に、同社が中国国内で展開するスポーツメディアサービス「SUQIU SPORTS(JGS速球体育)」のロゴを掲出する。

さらに、10月3日(土)に行われるJ3第9節のツエーゲン金沢戦から、FC琉球のリーグ戦全試合を同サービスを通じて中国国内向けに配信するとのことだ。
一方で、今回の契約は試合配信にとどまらない。トップチームや育成年代と厦門市のサッカークラブなどとの交流、FC琉球アカデミーの環境整備、国際大会の誘致などについても協議を進めるほか、沖縄県と福建省の交流促進にも取り組む。
背景には、両地域が長年にわたって築いてきた関係がある。沖縄県と福建省は友好県省関係にあり、さらに厦門市と宜野湾市も友好都市として交流を重ねてきた。沖縄県は福建省を海外の友好県省の一つとして位置付けている。
FC琉球の川崎龍吾社長は、中国でクラブを知ってもらう機会を増やし、パートナー企業との事業連携や育成年代の交流などアジア展開を進める考えを表明。「沖縄から、みんなで世界をUMUSANに!」という理念のもと、沖縄の子どもたちと世界との接点を増やしていくとしている。
一方、Whale Terra社の高蘇華代表も、サッカーを架け橋として沖縄サッカーの魅力を中国へ届けるとともに、福建省における地域サッカーの発展や、沖縄県と福建省の友好関係のさらなる深化につなげたいとの意向を示した。
今回の提携は、FC琉球にとって中国市場への情報発信だけでなく、クラブ、育成、地域交流を含めた国際展開の新たな足掛かりとなりそうだ。
筆者:奥崎覚(編集部)
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