ベトナムメディア

「日本人ならではの細やかな気配り。大会組織委員会から配布された湿布薬や扇子、津波発生時の安全ガイドといった実用的な品々は、親しみやすさやおもてなしの心だけでなく、日本人特有のきめ細やかな配慮や丁寧さをも表している。

日本の人達は、普段テレビで放映される機会の少ない競技であっても会場に足を運ぶ。静かに座って選手たちを見守り、自国選手か他国かを問わず、素晴らしいプレーには惜しみない拍手を送る。

そして、観客が去った後も、何千人もの人がそこにいたとは思えないほど、会場は清潔で整然としている。

日本滞在中、街中でゴミを見かけることはほとんどなかった。日本では、人々がゴミを自分で持ち帰る習慣が身についているようだ。誰かがそばにいて注意するから、そうするわけではなく、彼らにとって習慣になっている。

日本での生活を体験する中で、ベトナムから来た記者である私が特に違いを感じたことのひとつが、この点だった。

清潔さには感銘を受けたが、日本人の親切さには温かさを感じた。見ず知らずの人たちから助けてもらうことが何度もあった。

相手は英語が流暢に話せるわけではなく、私たちも意思疎通ができるほどの日本語は話せない。それでも、簡単な言葉や身振り手振り、そして笑顔だけで、お互いを理解し合うことができた。

それは親切心という、とても特別な言葉だった。多種多様な国々、言語、文化を持つアジアの人々が一堂に会し、競い合い、応援し合う、スポーツを通じた感動を分かち合う。素晴らしい日々を届けてくれた日本に感謝する」

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