日本代表のゴールマウスに君臨する鈴木彩艶。

24歳の守護神はワールドカップの舞台で活躍を見せると、移籍金総額3500万ユーロ(約64.5億円)ほどでパルマからアストン・ヴィラに引き抜かれた。

世界最高峰のプレミアリーグでも、卓越したディストリビューション(パス配球)と鋭いセービングで話題を集めている。

そうしたなか、『ESPN』は、各ポジションにおける最新戦術トレンドを紹介。GKでは、彩艶の名前が真っ先に挙げられていた。

「アストン・ヴィラの新守護神である鈴木は、今季大きな話題を集めている。

際立った特徴の一つはパス能力であり、ビルドアップの初期段階でCBへ素早いパスを出したり、プレッシャーを回避するために前線へ絶妙なロングパスを供給する。

反射神経に優れたセーブは印象的だが、鈴木は偉大なショットストッパーには見えない。

『失点阻止数』のスタッツで見ると、彼の過去数シーズンにおけるシュート阻止力は、主要リーグの平均的GKと同程度で推移している。

実際、2025-26シーズンの『失点阻止数』は90分平均でマイナス0.4。これは平均的なGKよりもわずかに劣るパフォーマンスだったことを示唆している。

とはいえ、パス技術と卓越したクロス処理力によって彼は非常に高く評価されており、そのスキルセットは現代のGK像を体現している。

足元に長けたGKの全盛期がすぐに終わることはなさそうだ。より激しいプレッシングや攻撃のダイレクト化が彼らの価値をさらに高めていると言える」

昨季の彩艶は、パルマでのリーグ戦20試合で28失点(クリーンシートは5)。彩艶不在時も含めるとパルマは38試合で46失点だった。

日本代表での活動を終え、ヴィラに合流する彩艶。来週にはUEFAチャンピオンズリーグも控えており、さらなる活躍に期待したい。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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