フランクフルトに所属する日本代表MF堂安律について、アディ・ヒュッター監督が新たな起用法を明言したとのこと。
『hessenschau』によると、ヒュッター監督は11日に行われるRBライプツィヒ戦を前に、攻撃陣の起用について説明したよう。その中で堂安について、「私は彼を右ウイングというより、10番のポジションで見ている」と語ったという。
堂安はこれまで右サイドを主戦場とすることが多く、前任のディノ・トップメラー体制などではウイングとして起用されるケースもあった。しかし、ヒュッター監督はより中央でプレーする攻撃的MFとして評価しているようだ。
現在のフランクフルトには、ジョナタン・ブルカルトとユネス・エブヌタリブという2トップ候補がおり、その後方には堂安とジャン・ウズンがいる。そしてシステムとして今後は3-4-1-2を使用していく方針で、前線にはウイングを置かない形になるようだ。
ヒュッター監督は「監督として複数の選択肢を持てるのは幸せなこと」と話し、ブルカルトとエブヌタリブの2トップについて評価しつつ、「その後ろには堂安とウズンという2人の代表選手もいる」と攻撃陣の充実ぶりを強調した。
ただ、ヒュッター監督が3バック、あるいは5バックを採用した場合、前線に配置できる攻撃的な選手は3人程度。そのためブルカルト、エブヌタリブ、堂安、ウズンのうち、少なくとも1人がベンチスタートになる可能性が高いと現地では見られている。
堂安は今回の代表活動で長距離移動を伴っており、『hessenschau』が行ったファン投票による「希望スタメン」では、堂安を休ませる案が支持を集めた。ライプツィヒ戦では、移動による疲労を考慮してベンチスタートとなる可能性もあるようだ。
今季のフランクフルトでは、堂安にこれまで以上の得点力と創造性が求められることになりそうだ。攻撃陣の競争が激しさを増す中、「10番」としてどのような存在感を見せるだろうか。
筆者:石井彰(編集部)
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