この4日間で、トレーニングしたいって言われて、ちょっと合宿しますと(笑)

とりあえず、うちに来たらと言って、グラウンドをおさえて(手配した)。何したいのって言ったら、シュートを磨くっていうことと、体力つけたいと。

午前中は、うちの会社にジムがあるので、そこでうちのトレーナーとガンガントレーニングして。

午後はグラウンドに行って。僕、ケルン住んでいて、日体大みたいなケルン体育大学ってあるんですけど、そこに来てる留学生を呼んで、GKとDFを呼んで、僕がボール(パス)を出して、塩貝選手がターンしてシュートだとか。

ひたすら、いろんなパターンのシュートとトラップとかの個人練習。これをこうしてくださいと、球出せと。

最後はピッチからピッチを走るので、ストップウォッチを持って走って。秒数を数えて、次から次に走んなきゃいけないんで、ジョギングでついてって、走ってっていうのはやったりしました。

(塩貝から)疲れてんじゃないの?とか茶々を入れられながら、普段走ってないよ…とか言いながら、ジャージ着てスパイク履いて走って(笑)

彼がその意思でいるので、僕がやんないとか許されないですね。

そのトレーニング合宿が終わって…僕の家でご飯僕が作って、僕の家で泊まって食べて。

その次の週末が代表から帰ってきた上田(綺世)選手とか渡辺剛選手がいるフェイエノールトとの試合だったんですよ。

(塩貝は)フェイエノールト戦で後半20分ぐらいに出てきて2ゴール。アウェイで4-2だったかな?

僕見に行っていて、フェイエノールトの関係者席で見ていて、ひとりでグァーってガッツポーズしてたんですけど、周りの人達はブチギレですよ(笑)

そういうのが、やっぱりこの瞬間に立ち合うっていうのが、僕らの仕事の最高の喜びかもしれないです。(塩貝は試合後に)出てきて、やったりましたわ、みたいに飄々として…(笑)」

代表招集が叶わなかった塩貝はインターナショナルブレイク中に短期間の合宿を行い、シュートに磨きをかけたそう。

その直後の11月末に行われた強豪フェイエノールト戦では途中出場から2ゴールを叩き出し、4-2の金星に貢献(2点目は超ロングシュート)。

塩貝はその前後の5試合で5ゴールと活躍して、ドイツ移籍、そして、今年3月の日本代表初招集へとつなげた。

番組でこの話を聞いた元北朝鮮代表FWチョン・テセ氏は、塩貝がオラオラ系だと思っていたそうで、「そんなちゃんとしてるんだ」と脱帽していた。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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