来年1月~2月にサウジアラビアで開催される予定だったアジアカップ。

日本代表にとっては森保一監督のもとで戦う最後の大会になるはずだった。

だが、開催国のサウジアラビアは情勢不安にあり、AFCは3日に大会の延期を発表。2027年12月23日~2028年1月21日の開催予定に変更された。

JFAの宮本恒靖会長もこのようなコメントを発表している。

「選手、スタッフ、サポーター、メディアの安全を第一に考えた、AFCのアジアカップ開催期間の変更についての判断を尊重します。私たちは日本代表が大会に向けて最良の準備を行えるよう、引き続き関係各所と連携しながら対応していきます。これからもSAMURAI BLUEへのご声援をよろしくお願いいたします」

アジアカップの延期は、日本代表選手の多くがプレーする欧州クラブにとっては朗報と受け止められている。

『BBC』は「アジアカップ延期により、2027年初頭も鈴木彩艶のアストン・ヴィラでの出場が可能に。優勝候補の一角と目されていた日本が決勝に進んだ場合、ヴィラは少なくとも7試合で鈴木を欠くことになっていた」と伝えていた。

スペイン紙も「久保建英、1月のアジアカップ延期が決定。レアル・ソシエダにとっては朗報」、フランス紙も「中村敬斗はリヨンの試合に出場できない見込みだった。この左ウィンガーが非常に好調なパフォーマンスを見せていることを考えればクラブにとっては決して望ましい状況とは言えなかったはずだ」、ドイツ紙も「影響が特に顕著なのが、ボルシアMG。日本人の板倉滉、町野修斗、橋岡大樹、宇野禅斗、インドネシア代表ケヴィン・ダイクス、韓国代表イェンス・カストロプらを一挙に失う可能性があったが、それを回避できた」などと報じている。

ただ、あくまでも大会は延期になっただけであり、来年末にはシーズン中の離脱問題が再燃することになる。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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