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アーセナルがレアル・マドリーのカカを狙うというニュースが報じられている。『The People』のオンライン版によれば、アーセナルのヴェンゲル監督がカカをレンタル移籍で獲得する事を考えているという。ヴェンゲル監督に近い情報筋が、先週のミーティングで大物選手の獲得話が浮上したとの事を明かしたという。

かつての世界最高選手であるカカはレアル・マドリーのモウリーニョ監督の構想外となっている。しかし、この2シーズン満足にプレーしていない事に加え、年齢、移籍金、給与と移籍に際しての金銭面の障害が多く、ミラン、チェルシー、パリ・サンジェルマンなどのクラブが獲得を検討しては手を引いてきた。しかし、セスク・ファブレガスをバルセロナに放出した事で、アーセナルは十分な補強資金を手に入れている。充分に可能性があるというのが『The People』の主張である。

なお、同サイトではリールのアザール、マルセイユのルチョ・ゴンサレス、ヴァルブエナ、アイェウのトリオもヴェンゲルのターゲットであることも明かしているが、ヴェンゲル監督のこれまでの補強戦略を考えれば、彼らの様に即戦力や将来性のある選手を獲得する可能性が高いと思われる。しかし、『The People』が取り上げた「カカをローンで獲得する」というプランは悪くないだろう。アーセナルの給与体系を壊す可能性はあり、どれだけのコンディションで加入できるかはわからないが、実力は言うまでもない。即効性のある選手としてカカを獲得し、セスクやクリシーの売却益を元に1月のマーケットで更なる補強へ打って出るべきのも1つのアイデアだ。

(筆:Qoly編集部 N)

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