降格危機の最中に…

5月4日、「アストン・ヴィラの3選手がナイトクラブで乱闘騒ぎを起こし、罰則を受けた」とデイリー・ミラー紙が報じた。

記事によれば、事件が起きたのは4月30日月曜日の深夜2時45分。クラブの年間表彰式を終えた後、アストン・ヴィラの選手たちはナイトクラブに移動。

そして、夕食を終えて店から出た際に酒に酔った客とトラブルになった。クラブの関係者や警備員が止めに入り、警察が出場してようやく事態は収まったという。

トラブルに関与したのはファビアン・デルフ、ジェームズ・コリンズ、クリス・ハード。3名はクラブから処分を受け、罰金の支払いと奉仕活動を命ぜられている。

アストン・ヴィラはこの問題について以下の声明を述べた。

「クラブは火曜日に内部でこの問題を処理し、関与した選手には罰金とチャリティー活動への参加を命じている。我々の選手は月曜日に夕食会に参加した。火曜日のトレーニングは土曜日に行われたWBA戦に出場しなかった選手のみで行われていた。

クラブ、選手、フロント、そしてファンは全て日曜日に行われるトッテナムとの試合に集中しています」

ナイトクラブの外でガラスドアを蹴るなどしてトラブルに関与した形となったクリス・ハードも、今回の問題に対して謝罪した。

「月曜日に問題を起こしてしまったことをお詫びします。我々はガールフレンドや妻を伴って、ナイトクラブで行われた夕食会に参加しました。自分の意思で起こした事件ではなく、巻き込まれたものですが、許される行為ではありませんでした。

クラブの状況が悪いことに関しても、本当に申し訳なく思っています。私はアストン・ヴィラに来てから素晴らしい日々を過ごしています。チームを引き上げるために全力を尽くします。私の目標は、プレミアリーグに残留できるように力になることです」

名門の一つとして知られているアストン・ヴィラであるが、今季はこれまで7勝しかあげられておらず、勝ち点37で15位に沈んでいる。さらに、今年に入ってからはわずか2勝と不調に陥っており、クラブの歴史上2度目の降格も現実味を帯びてきている。

(筆:Qoly編集部 K)

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