レアル・マドリーはカンプ・ノウでのエル・クラシコに敗れ今季リーグ戦2敗目を喫した。

アンチェロッティ新監督がこの日採用したのはセルヒオ・ラモスをアンカー気味に置き、ギャレス・ベイルを最前線に配置する0トップのような形だった。 その意図についてアンチェロッティは、「セルヒオ・ラモスを中盤の底に置いたのは中盤のバランスを取るため。ユベントス戦後、イジャラメンディは筋肉に張りがあったので無理をさせたくなかった。 セルヒオと話したが、彼はそのポジションでのプレーに満足してくれた。良いプレーをしたし、それが彼の中盤起用の理由だ」、 「彼(ベイル)にとってはサイドでも中央でプレーしても大きな変わりはない。その形でスタートしたが、それはブスケッツにプレスを掛けるためのものだった。だが、20分を過ぎた時、サイドでプレーするように指示をした。彼にもっとスペースを与えたかった」(レアル・マドリーHPより)と語っている。

そのアンチェロッティはここまでの開幕13戦で前の試合と同じスタメンを組むことは一度もなかった。

地元紙『elpais』がその13試合における変更点をまとめている。赤丸で表示されているのが前節から変わった選手。棒クラブはリーガ10試合(900分)でのプレー時間が長い選手の一覧。

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そのなかで、GKディエゴ・ロペスとFWクリスティアーノ・ロナウドはここまでリーガ10試合にフル出場。

クラシコでもスタメン起用されるなど今季買戻しオプションによりレヴァークーゼンから復帰したダニエル・カルバハル(21歳)が右サイドバックのレギュラーを掴みつつあるが、 これまでに一番多く採用された(といっても3度だが)DFラインの組み合わせは右からアルベロア、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロの4人。

また、シャビ・アロンソを負傷により欠いているボランチはサミ・ケディラとルーカ・モドリッチが組むことが多くこれまでに5試合この2人がダブルボランチで先発している。

なお、アロンソについて アンチェロッティは「(アロンソは)我々にとって非常に重要な選手。イジャーラ(MFアシエル・イジャーラメンディ)はかなりよくなっているが、まだ若く経験があまり豊富ではない」 と復帰に期待を寄せているが、中足骨を痛め8月以降離脱していベテランMFがピッチに戻ってくる日は近いようだ。すでにトレーニングには復帰しており、『Marca』によれば、ミッドウィークのセビージャ戦では途中出場でいくらかプレーする可能性があり、週末のラージョ戦には万全で臨めるかもしれないとのこと。

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