マンチェスター・ユナイテッドの現役レジェンド、ライアン・ギグスが次のウェールズ代表監督になると報じられている。

『Mirror』が報じるところによれば、ウェールズサッカー協会は来月のフィンランド戦の後に現代表監督のクリス・コールマンと袂を分かつと見られており、その後を継ぐ監督として代表選手として16年間のキャリアを持ち、64試合の出場経験があるギグスをリストアップしているとの事。

コールマンは現在プレミアリーグで苦戦中で先日イアン・ハロウェイ監督を解任したクリスタル・パレスの新監督になるともいわれている。コールマンは来年のワールドカップ出場に失敗した為、いずれにせよ代表監督を解任されると噂されてきた。

ウェールズサッカー協会は元代表選手であり、長年ユナイテッドでプレーし、多くの経験を積んできたギグスにフランスで行われるEURO2016の指揮官を任せる事だが、39歳のギグスは今季終了まではユナイテッドと契約があり、現在は新監督のデイヴィッド・モイーズの下でコーチ兼任である事がネックとなっている様子。

ギグス代表監督で目指すEURO2016。代表選手として大舞台に立てなかったギグスが、監督して大舞台に立つというのはウェールズ人にとって悲願とも言えるだけに、今後が非常に気になる話題だろう。

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