12月11日、フランス・フットボールは「ナントに所属しているセルビア代表FWフィリップ・ジョルジェヴィッチは、1月の移籍マーケットでチームを離れるつもりがない」と報じた。
フィリップ・ジョルジェヴィッチは1987年生まれの26歳。ツルヴェナ・ズヴェズダの下部組織出身で、ラド・ベオグラードへのレンタル移籍を経て2008年にフランスへ渡った。
初年度に半年で7ゴールをあげて昇格に貢献するも、1部ではそれほど活躍できず。09/10シーズンも不調で苦しんだものの、徐々に結果を出し始め、昨季は2部で20ゴールを記録し大ブレイク。得点だけでなく、突破やポストプレーでも貢献し、評価を高めた。
契約は2014年夏に切れるため、ナントは今夏の売却を試みたものの最終的には残留。現在はあと半年でフリーとなる状況であり、さらにリヨンやマルセイユ、ローマ、ラツィオからオファーが来ているとも報じられている。
しかし、ジョルジェヴィッチは現在好調を続けているチームから出て行くつもりはないようだ。
フランス・フットボール
フィリップ・ジョルジェヴィッチ
「1月にクラブを離れることは100%ないだろう。どんな時でも言えるよ。僕はこのシーズンが終わるまでここで戦うことに集中している。
とにかく、ナントでは大きな満足感が得られているんだ。多くのクラブが僕に興味を示しているが、そちらに目を向けることはないよ」