「トルシエジャパン」時代に日本代表でも活躍した望月重良氏が中心となり、2008年2月に創立されたSC相模原。

まだ神奈川県リーグに在籍していた2010年2月、早くもJリーグ準加盟が承認され話題となったが、2010年、翌2011年と全国地域サッカーリーグ決勝大会を勝ち抜くことができず、JFL昇格に失敗。ただ、関東1部を制した2012年に“三度目の正直”で昇格を果たすと、昨季のJFLでは期待のDFファビオを横浜FMに引き抜かれながら、長野、讃岐に次ぐ3位という好成績を残した。(ローカルライバルの町田と同勝ち点だったものの得失点差で上回った)

神奈川大学サッカー部の元監督、木村哲昌体制3年目を迎える今季、GK阿波加俊太、MF神田夢実(ともに札幌から期限付き移籍)、DF森本良(横浜FC)、MF三幸秀稔(甲府)などJリーグ経験のある若手に加え、東京Vユース⇒バーゼルU-21(スイス)⇒ポートランド・ティンバース(アメリカ)という非常にユニークな経歴を持つ元アメリカU-17代表DF、19歳のフェアー・モービーが加入。新たに創設されたJ3でも優勝候補の一角に挙げられている。

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S.C. Sagamihara 2014 gol.

相模原は1月31日に行われた新体制発表会において、2014シーズンの新ユニフォームを発表。写真左から、FP用ホーム(緑)、GK用ホーム(青)、FP用アウェイ(赤)、GK用アウェイ(黄)という並びである。

サプライヤーは2008年のクラブ創設時から契約しているゴルで、ホームは2012年から定着している、緑に白袖のデザインを継続。アウェイも昨季同様、赤に白袖と採用しており、シャドーのストライプと袖口付近に入れられたトリコロールの3本線が2014モデルの特徴となっている。シャツからパンツにかけて星が散りばめられたGKモデルもなかなか面白い。

なお、スポンサーは引き続き、ギオン(胸)、城南建設(背中)、ケー・ディー・エス(パンツ)が務める。

ホームタウンの相模原市は全国で19番目(神奈川県内では横浜市、川崎市に次ぐ3番目)の政令指定都市であり、2027年開業予定の「リニア新幹線」の駅が橋本駅付近にできることが決まっている相模原。今年で創設6年目ながら今後が注目されるクラブの一つと言えるかもしれない。


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