5月4日、フランス各地でリーグ・アン第36節が行われ、ボルドーに0-1で敗れた19位ヴァランシエンヌの2部降格が決定した。

最下位のアジャクシオも既に降格が決定しており、2チームの運命は定まった。残りの降格枠は1つとなる。

ホームにボルドーを迎えたヴァランシエンヌは、序盤の決定機を得点に繋げられず、0-0で後半へ。そして74分にジュリアン・フォベールに決勝点を決められて万事休す。

後のフランス代表FWステーヴ・サヴィダン(心臓病のため既に引退)を擁して2006年にリーグ・アンへ昇格したヴァランシエンヌ。経済的に恵まれない中8シーズンに渡って踏みとどまってきたが、ついに2部への降格が決定した。

なお、残りの1枠を避けるための争いは、今節17位のエヴィアンが敗れ、18位のソショーが勝利したことによって非常に熾烈なものに。

15位、16位のギャンガンとレンヌ(共に勝ち点38)は、土曜日にカップ戦の決勝を戦ったために試合数が一つ少ない。

そのため一見彼らが有利に思えるが、彼らが7日に戦うのはよりによってモナコ、パリ・サンジェルマンとのアウェイゲーム。勝ち点を期待できるとは思えない相手である。

17位のエヴィアン(勝ち点38)は今節スタッド・ランスを相手に痛い敗戦を喫した。残り2試合を勝てれば良いのだが、なんと最終節が18位のソショー(勝ち点37)とのアウェイゲーム。相手はここ6試合負け無しと絶好調であり、エヴィアンがリードしているとも言いがたい。

要するにエヴィアンもソショーも自力での残留が可能ということだ。今シーズンを締めくくる第38節は、残留争いの直接対決が最大の見所となるだろう。

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