8月25日、『Skysports』は「レアル・マドリーのアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアは、本日イングランドに渡り、マンチェスター・ユナイテッド加入に向けたメディカルチェックを受ける」と報じた。

今夏の移籍マーケットで大きな話題となってきたアンヘル・ディ・マリア。レアル・マドリーではチャンピオンズリーグ優勝に大きな貢献をし、ワールドカップでも活躍を見せ、評価を高めたものの、クラブでの条件には満足していなかったとも報じられている。

当初から彼の獲得に向かっていたのはパリ・サンジェルマンとマンチェスター・ユナイテッドの2つだと伝えられていたが、最初に有力だと言われたのはカタール資本をバックに持つ前者であった。

しかし、パリ・サンジェルマンはFFP(ファイナンシャル・フェアプレー)制度に違反したことにより移籍金収支総額制限、および年俸総額増加の禁止という罰則が科せられていたことにより、交渉は停滞。エセキエル・ラベッシやエディンソン・カバーニ、ハビエル・パストーレも売却されることはなく、最終的にはナースル・アル・ハライフィ会長が撤退を表明した。

一時はこれでレアル・マドリーに残るかと思われたものの、開幕戦でマンチェスター・ユナイテッドがスウォンジー・シティに敗れてから、報道は再び過熱し始めた。

そして、マンチェスター・ユナイテッドはレアル・マドリーに対して6390万ポンド(およそ109億円)という莫大な額を提示し、クラブ間での合意を取り付け、そしてアンヘル・ディ・マリアとの契約にこぎつけたとのことである。

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