ブンデスリーガも開幕したドイツサッカー界は早くも盛り上がりを見せています。バイエルンは苦しみながらヴォルフスブルクに2-1で勝利し、ドルトムントはレヴァークーゼンに0-2で敗戦しいきなりつまずく形となりました。その他、筆者が住んでいるベルリンを本拠地とするヘルタはホームでブレーメンと2-2で引き分けています。ちなみに、日本代表の細貝萌と原口元気が在籍しています。

以下がブンデス第1節の全試合結果です。

フランクフルト 1-0 フライブルク
ケルン 0-0 ハンブルガーSV
ハノーファー 2-1 シャルケ
バイエルン 2-1 ヴォルフスブルク
ヘルタ 2-2 ブレーメン
ホッフェンハイム 2-0 アウクスブルク
ドルトムント 2-0 レヴァークーゼン
パーダーボルン 2-2 マインツ
ボルシアMG 1-1 シュトゥットガルト

各試合についての私が感じた事を書いていきます。

フランクフルト 1-0 フライブルク

ギンターを失ったフライブルクがフランクフルトに挑んだ一戦。日本代表の長谷部、乾は先発で、乾は68分までプレーしました。また、チェルシーからレンタルで獲得したブラジル人FW、ルーカス・ピアゾンもフル出場しています。フライブルクは長い時間ボールを持ちましたが、(ポゼッションは64%)15分にゴールされてから返すには至りませんでした。パス成功率も82%と細かくパスを繋いで攻めようと今シーズンは考えているようです。

ケルン 0-0 ハンブルガーSV

昨シーズンは2部で優勝し満を持して1部に挑戦するケルン。日本代表大迫が今シーズンから在籍し、アギーレ監督に招集された事をフライングで発表したケルンと、昨シーズンは不振に苦しみ、グロイター・フュルトとの入れ替え戦をギリギリで勝ったハンブルガーSVの対戦。日本代表の(ハンパない)大迫は62分までプレーしています。また、HSVはポカールでPK戦で勝つなど、序盤から不安定な雰囲気。内容的にはHSVが攻めてケルンが守る、といったものでした。1部に昇格した初戦がホーム開催ということもあって、5万人がスタジアムで見守っていました。今シーズン、ケルンはどこまでやれるのでしょうか。

ハノーファー 2-1 シャルケ

日本代表の酒井宏樹がフル出場し、清武も60分からプレーしたこの試合。内田は招集外でした。シャルケは昨シーズンはレヴァークーゼンに在籍したFWシドニー・サムを先発で出場させ、77分までプレーさせています。ポカールでも初戦でまさかの敗退を喫したシャルケ。今シーズンはどこまでやれるのでしょうか。因に、UEFAチャンピオンズリーグのグループステージでシャルケは、チェルシー(イングランド)、スポルティング・リスボン(ポルトガル)、マリボル(スロベニア)と対戦するグループGに入ります。

バイエルン 2-1 ヴォルフスブルク

王者バイエルンにヴォルフスブルクが挑んだ一戦。やはりバイエルンが圧倒する一戦となりました。サイドはロッベンと新戦力のベルナトが攻めるバイエルンは2点のリードをヴォルフスブルクから奪っていますが、オリッチが返してからはヴォルフスブルクも活気付き、最後まで試合結果がわかなく、見ている側からしたら楽しい試合でしたが、ペップはさぞヒヤヒヤしていた事でしょう。バイエルンはCLでマンチェスター・シティ(イングランド)、CSKAモスクワ(ロシア)、ローマ(イタリア)と対戦します。ちなみに、シティとCSKAは昨年も同じグループに入りました。そこにセリエ2位のローマが入り、このグループの行方が楽しみです。

ヘルタ 2-2 ブレーメン

筆者が住んでいるベルリンを本拠地とするヘルタ。ベルリンがブレーメンと対戦しました日本代表原口はシーバーによる2得点に絡んでいました。細貝はフル出場しています。しかし、ヘルタは53分、55分と立て続けに失点してしまいました。逆にブレーメンからすると、ある意味非常にラッキーであったかもしれませんし、攻撃が冴えていたかもしれません。エレベーターチームと言われながらもなんだかんだ言って残留しているブレーメン、今シーズンは面白いかもしれませんよ。