この夏、リヴァプールはレアル・マドリーのロシア人MFデニス・チェリシェフに41億円程度の移籍金を用意し、引き抜こうとしていたとされている。

結局移籍が実現することはなかったが、いまだリヴァプールは諦めていないと海外メディアが伝えている。

チェリシェフは1990年生まれの24歳。カスティージャ育ちで、スピードと切れ味鋭い左足を武器とするアタッカーである。昨季はローン先のビジャレアルで活躍を見せたものの、マドリーに残留した今季はここまでわずか1試合に途中出場し、13分ほどプレーしたのみである。

『Tuttomercato』からの情報として、『as』が伝えているところによれば、リヴァプールは冬の移籍市場で公式なオファーを送る予定だという。そして、もしそれが実現しなかった場合はレンタルでもアンフィールドに連れてこようとしているという。

この夏には彼に対し多くのオファーが舞い込んでいたが、ラファ・ベニテス監督はレアル・マドリーに彼の居場所はあると明言していた。にもかかわらず、トップチームでのチャンスは与えられず、監督の不義理にチェリシェフ自身が失望しており、チャンスを得るために退団を考慮しているともされている。

そんな彼には、リヴァプールだけでなくビジャレアルとセビージャも関心を示しているとのこと。

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