10日、『Calciomelcato』は「前インテル監督のヴァルテル・マッツァーリ氏は、現在家族とともにイングランドのマンチェスターに住んでいる」と報じた。
これは彼のコンサルタントを務めているジャンピエロ・ティモッシ氏が取材に対して明かしたもの。
昨年11月にインテルの監督を解雇されたマッツァーリ氏。今夏もどこかのクラブに就任することはなく、フリーの状態が続いている。なお、契約が残っているため年350万ユーロ(およそ4.6億円)の給与を受け取る権利があり、正確には無職ではないかもしれない。
報告によれば彼は今年6月にイングランドへと渡ることを決断し、家族、そして友人であるジャーナリストのアントニオ・フィンコとともに移住したという。
それもイタリア人のコミュニティがあるロンドンではなく、居住先はマンチェスター。
同街にはユナイテッド+シティと大きなクラブが二つあるほか、30分もあればリヴァプール、あるいはエヴァートンの試合を観戦できる。
そして、マンチェスター・ユナイテッドのアカデミーで英語を教えるメソッドを確立したという凄腕教授のショーン・ウォーレン氏の元で学びつつ、サッカーに関する見聞を広めているとのことだ。
以前サンダーランドやリヴァプール、マンチェスター・シティの次期監督にマッツァーリの名前があがっていたことがあったが、もしかしたらこのためにイングランドで目撃されていたのかもしれない。