爪先でのゴール

2002年ワールドカップ、グループリーグのベルギー戦。当時、ベルギーは強豪とは見られておらず日本の報道は“行ける”というムードだった。ただ、ヨーロッパ予選では屈指の組織力を見せ個人的にはベストチームだっただけに1点目を取られた時には「やばい」と思ったもの。不安を一気に吹き飛ばし同点ゴールを決めたのは、鈴木だった。

小野伸二のロングボールに合わせたのは利き足でない右足の爪先。日本国民総立ちの中、吠える鈴木は余りにもイケメンすぎた。ちなみに、このゴールのせいでしばらく鈴木は右利きだと勘違いする人も多かった。

なお、鈴木は試合後に「苦しい体勢だったんだけど良く入ったと思います」などと語っている。

このゴールがあったからこそ日本代表は初めてワールドカップで勝ち点をゲットした。現在に続く礎となったのだ。

以上、数々の名場面から選りすぐりの5シーンをお届けした。ご苦労さまでした!

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