U-19タイ代表で主将を務めるMFウォラチト・カニットスリバンペン(18歳)が12月15日から1週間、Jリーグクラブのトライアルに参加するという。
これは、同選手の保有権を持つチョンブリーFCで育成を担当するヴィタヤ・ラオハクル氏が明らかにしたもの。同氏は、「Gym(ウォラチト)は日本に行く。現時点では、単にトライアルで行くのか、契約締結のために行くのかは不明だが、まずはトライアルに参加すべきだと思う」と述べた。
また同氏は、「個人的には、ウォラチトは現時点で、Jリーグで活躍できる力はまだないと思う。テクニックもスピードもあるが、日本でプレーするなら、守備などで改善すべきところも多い」と続けた。
現時点で、トライアルの行き先は明らかにされていないが、以前に練習参加したことがあるヴィッセル神戸(※両クラブは2012年に業務提携している)とは別のクラブだとしている。
同選手は、U-19タイ代表の中で最も将来が嘱望されている選手の1人。今年8月に行われたAFF U-19選手権では6ゴールの活躍で得点王に輝いており、来年1月のリオデジャネイロ五輪最終予選に出場するU-23タイ代表にも選出される可能性が高いと見られている。
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