『BBC』は「元ブルガリア代表MFスティリアン・ペトロフは、再びプロサッカー選手としてプレーすることを視野に入れて練習していると明らかにした」と報じた。

2012年3月のアーセナル戦終了後に発熱したペトロフは、診断の結果白血病に冒されていることが判明した。

厳しい化学療法を受けて4ヶ月が経ち、8月に病気の克服を宣言。その後、所属していたアストン・ヴィラでアカデミーコーチ、そしてアシスタントコーチを務めつつ、2014年までアマチュアリーグでプレーしていた。

その一方で白血病の患者をサポートするための財団を設立するなど、チャリティーの方面でも積極的に活動を行っている。

彼がプロの舞台で最後にプレーしたアストン・ヴィラは、キックオフから19分(ペトロフの背番号にちなんだもの)にスタンディングオベーションを行うなど、逆に彼を熱くサポートしてきた。

しかし、36歳になった彼の夢はやはりプロサッカーの舞台だったようだ。現在彼は愛するアストン・ヴィラで再びプレーしたいと練習をスタートさせたという。

スティリアン・ペトロフ

「私は、より高いレベルでサッカーが出来るようにチャレンジし始めると決めたよ。

とても興奮している。人々は多くの質問をぶつけてくるし、様々な疑問も抱えているだろうけどね。

私のフィットネスは、引退した時点の頃に近づいている。したがって、どこまで行けるのか見てみようよ。アストン・ヴィラに残ることは、自分の最優先事項なんだ」

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