『Sportbild』は「元ガーナ代表FWアンソニー・イェボアーが、年齢詐称を行っていたことを告白した」と報じた。

アンソニー・イェボアーは1966年生まれの49歳。80~90年代に大きな活躍を見せたストライカーで、キャリアを通じて225ゴールを決めた伝説的点取り屋である。

1988年にザールブリュッケンと契約してドイツに渡り、1990年からはアイントラハト・フランクフルトのエースとして優勝争いを繰り広げた。

その後はリーズ・ユナイテッド、ハンブルガーSV、そしてアル・イティハド(サウジアラビア)でプレーし、2002年に現役を引退している。

現在はエージェントを行いながらホテルチェーンの経営に携わっている彼は、インタビューにおいて年齢詐称を行っていたことを告白。ガーナ国内でプレーしていた時、年齢を2歳偽っていたことを明らかにした。

アンソニー・イェボアー

「私はガーナでプロになるためにはあまりにも若すぎたんだ。その時、私は17歳だと言った。プレーしたかったからね。

従って、誕生日を1964年と登録した。正しいのは1966年だ。このエラーは最終的には補正された」

良くある「若く見せる」とは逆のケースであるが、アフリカでは「生年月日を偽って登録することは比較的容易である」という事実を物語る告白だ。

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