南米・アルゼンチンから驚きのニュースが飛び込んできた。

同国の主要メディアなどの報道によると、アルゼンチンサッカー協会(AFA)が管轄する公式トーナメントで13歳の少年がデビューしたのだという。

少年の名前はダリオ・ロア、4部リーグのラシン・トレレウに所属するMFだ。ロア少年は24日に行われたクルス・デル・スル戦の後半38分、1-0をリードしている状況で投入され、13歳でデビューを果たした。

ラシンはロア少年がプレーした7分間とアディショナルタイムで得点を許さず、そのまま1-0で勝利。4部リーグは複数のグループによって構成されているが、ラシンは所属するグループ1の首位に立っている。

AFAはAP通信の取材に対し、「全選手のデビュー記録は持っていない(ので、それが最年少かどうかは分からない)」と話したが、メディアはロア少年がアルゼンチンでの最年少デビュー記録を更新したことを強調している。

『OLE』によれば、従来の記録はインデペンディエンテ・デ・リオ・コロラドに所属していたアントニオ・エルブルが2014年に樹立した14歳なのだという。

なお、1部リーグでは2003年7月5日、当時インデペンディエンテに所属していたセルヒオ・アグエロ(現マンチェスター・シティ)が15歳35日でデビューし、ディエゴ・マラドーナが1976年から保ち続けた最年少記録を更新している。

左からアグエロ、ロア少年、エルブル

試合後、ロア少年は

「トップチームでデビューできてとても嬉しいよ」

と、デビューした喜びを素直に語っている。

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