鳥取県で開催されている、インターナショナルドリームカップ2016。

U-16世代による国際大会で日本代表、ハンガリー代表、マリ代表、メキシコ代表の4ヵ国が出場している。

出場資格を持つのは2000年1月1日以降に生まれた選手ということで、日本から参加しているのは「00ジャパン」ことU-16日本代表。

バルセロナの下部組織出身のMF久保建英もメンバー入りを果たしているのだが、初戦となるハンガリー戦で鮮やかなテクニックを披露してくれた。

23分、西尾隆矢からのスローインを受け取った久保はワントラップし体をゴールの方に向けると、ノールックで右サイドにスルーパス。

ここに西尾が走りこんでクロスをあげ、最後は上月壮一郎が頭で合わせ、この日3点目となる得点を奪った。

小さなスペースも逃さぬ久保のこのパスセンス…。

視野の広さだけでなく、優雅さのようなものもを感じさせる大人びたプレーだった。

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