JFA(日本サッカー協会)は23日、8月4日に開幕するリオ五輪に向け、U-23日本代表に加えるオーバーエイジに浦和レッズのFW興梠慎三が内定したことを発表した。


現在29歳の興梠(こうろき)は、高校卒業後の2005年から鹿島アントラーズ、2013年から浦和でプレーし、これまで92ゴールを決めているストライカー。2008年には日本代表でデビューしているが、これまで16試合出場で得点はない。

その興梠を選出した理由について、U-23日本代表を率いる手倉森誠監督は以下のように語っている。

「興梠選手はしなやかさと、繰り返し野性味を発揮し続けられるタフさがあります。ポストプレーも、裏へ抜け出すプレーも、引いた相手に対しても、カウンター攻撃にも適応できます。

間違いなくリオデジャネイロオリンピックで、チームに攻撃のバリエーションを増やせる選手です。身体能力のある相手にも彼のしなやかさは効果を発揮するでしょう。

プロサッカー選手になって以来、鹿島アントラーズのため、そして、浦和レッズのためにがんばってきた興梠選手に、このタイミングで日本のために輝いて欲しいと思います。そして、2018年のFIFAワールドカップロシアでの活躍をものにできる可能性を高めて欲しいです」

オーバーエイジには既に藤春廣輝(ガンバ大阪)、塩谷司(広島)が内定しており、これで3枠全てが決まった。

リオ五輪本大会のメンバー18人(および予備メンバー4人)は7月1日に発表される。

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