19日、ボルシア・ドルトムントは2015-16シーズンにおける経営状況を発表した。

一昨季はユルゲン・クロップ監督の下で不調にあえぎ、最終的にはチャンピオンズリーグへの出場を逃していたボルシア・ドルトムント。

しかしながら、この大きな経済的ダメージがありながらも、ボルシア・ドルトムントの経営状況はかなり好調なものになっているようだ。

発表によれば、売上高は前年度に比べて36.6%の増加となる3億7630万ユーロ(およそ420.7億円)を記録したとのこと。

その中から移籍金収入を除いても、前年度から6.7%の増加で2億8130万ユーロ(およそ314.5億円)を計上しているようだ。

税金などを引いた後の利益は2940万ユーロ(およそ32.9億円)となっている。なお、これにはギュンドーアン、フンメルス、ムヒタリャンらの移籍については含まれていない。

ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは「次の目標は4億ユーロ(およそ447.2億円)の突破である」と語り、売上高の上昇はドルトムントの収益力があがっている明確なサインだとコメントしている。

一時は破産寸前にまで追い込まれながらも、それから10数年でロールモデルともいえるような健全経営に変貌を遂げたドルトムント。その地道な躍進はいつまで続くのだろうか?

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