『IANS』は「リーガの3クラブは、FIFAによる補強禁止処分に対して意見を団結させた」と報じた。

昨日FIFAの上訴委員会はレアル・マドリー、そしてアトレティコ・マドリーによる控訴を棄却。これによって両クラブに対して2度の移籍ウインドウにおける補強禁止処分が言い渡された。

レアル・マドリーではジネディーヌ・ジダン監督の息子であるエンツォとルカにも不正行為があったと考えられており、入団時に父親がスペインに居住していなかったことも明らかになっている。

これらの処分について、ジネディーヌ・ジダン監督は記者会見で以下のように話し、FIFAの処分は不公平であると訴えた。

ジネディーヌ・ジダン

「私はこれらのことを理解できない。不公平である。我々は待つことになるし、これらの問題が解決されることを願っている」

また、アトレティコのディエゴ・シメオネ監督はこれらの処分について明言を避けたものの、現在のスカッドで2年間を戦うかどうかという点については「決断が難しい」と語ったという。

そして、2014年に同じ2ウィンドウの補強禁止処分を受けることになったバルセロナのルイス・エンリケ監督も以下のように話し、自分たちが経験した時の感想と同じだと語った。

ルイス・エンリケ

「我々に対して処分があった時になんと言ったのかは覚えていない。不公平と言っていた?もしそう言ったのなら、そういうことだね。

我々は処分を克服し、タイトルを獲得した。どのように行われるかはともかく、それを受け入れなければならない。とはいえ、両チームは素晴らしいチームを持っているから」

なお、レアル・マドリーとアトレティコ・マドリーは今後スポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴する方針を示しており、その場合は処分の適用が延期されることになる。

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