『USA Today』は、「スウォンジー・シティのボブ・ブラッドリー監督は、アメリカのサッカー用語を使っていると批判を受けた」と報じた。

今シーズン途中でスウォンジー・シティの監督に就任したボブ・ブラッドリー。アメリカ人としてプレミアリーグで指揮を執るのは初めてのケースであった。

当然アメリカでは大きな話題となったが、クラブの成績はなかなか改善されず、まだ降格圏に沈んでいる。

そうなれば監督に批判が行くのは当然のこと。ブラッドリーが直面したのは、会見で語った「PK」や「ロードゲーム」といった単語が「サッカー用語(要するにアメリカの言葉)である」という批判だった。

サッカーの母国であるイングランドではこれらの言葉に厳しく、こちらで使われている単語を使えという圧力は強いのである。

しかし、『Wall Street Journal』の記者であるジョシュア・ロビンソン氏が会見のデータを調べてみると、実はそこまでアメリカの用語を使っていたわけではなかったという。

アメリカでの用語が多く出ているのは、『Match』あるいは『Game』、そして『Pitch』と『Field』の使い分け。

他にも記事中では0を表す『Nil』と『Zero』、枠内シュートを表す『Shot on target』と『Shot on goal』、プレミアの発音を『PREM-yair』にするか『Pre-MEER』にするかの点でアメリカ用語が残っていることがわかる。

しかし同時に、その他はかなり英国に合わせていることも理解できるものだ。要するに、2勝2分け6敗という結果になってしまえば、こんなことにも批判が来てしまうということである…。

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