この冬も“爆買い”が止まらぬ中国超級リーグ。
すでにアクセル・ヴィツェルやジョン・オビ・ミケル、オスカル、カルロス・テベスといったタレントの移籍が決定しており、オスカルの移籍金は5200万ポンド(およそ74億4000万円)で今冬の最高額である。
移籍市場がオープンして2週間ほどが経過したが、選手獲得のために支払った移籍金ではやはり中国超級リーグが他を圧倒しているようだ。
What effect can the likes of Carlos Tevez and Oscar have on the AFC?
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— ESPN FC (@ESPNFC) 2017年1月2日
『transfermarkt』によれば、中国超級リーグの各クラブがこの冬支払った移籍金の総額は1億850万ポンド(およそ151億8800万円)。
これは2位につけるプレミアリーグの6163万ポンド(およそ86億2800万円)のおよそ1.77倍であり、世界でナンバーワンの数値である。
なお、3位はセリエAの4667万ポンド(およそ65億3300万円)、4位はブンデスリーガの4327万ポンド(およそ60億5800万円)5位はリーグアンの3783万ポンド(およそ52億9600万円)となっている。
1億850万ポンドもの額を支払う中国超級リーグの各クラブだが、選手の売却によって得た資金はわずか323万ポンド(およそ4億5100万円)ほど。収支のバランスが極端に開いているのも特徴だ。
なお、中国リーグの各クラブは選手に支払う年棒も桁違いであり、上海申花はテベスに対して4000万ユーロ(およそ48億8000万円)という世界最高額のサラリーを用意するという。