エストニア1部ノーンメ・カリュで長くプレーし、MFながら2013-14シーズンには21ゴールをあげた和久井秀俊。

Jリーグでのプレー経験はないが様々な国を渡り歩き、海外でのキャリアは現役選手としては最長とさえ言われている。

海外でプレーする日本人の草分け的存在が、34歳にして活躍の場を移した。

和久井が移籍したのは、フィンランド2部IFグニスタンだ。

IFグニスタンは首都ヘルシンキをホームとするチーム。ホームスタジアムの収容能力は2500人ほどという小さなクラブで、現在は2部リーグ「ウッコネン」で最下位に沈んでいる。

そんなIFグニスタンへの移籍について、ブログで「僕も未だに、なぜこの選択をしたのか、自分でも不思議です。(笑)」と綴った和久井。決断した理由について、以下のように続けている。

このクラブはとても小さいクラブですが、夢だけは大きい。

今シーズン全く勝てていない状況で、何とかしたいと声を掛けてくれました。

正直、何度か断ったんですが、なんとなく「挑戦」には相応しいクラブだと思い、そして色々な縁もあって決断しました

和久井はエストニアで176試合に出場し67得点をあげるなど、しっかりとした成績を残した。

個人的には2度目となるUEFAチャンピオンズリーグ挑戦を夢見ていたようだが、クラブが掲げる大きなビジョンに惹かれ移籍を決めたようだ。

ちなみに、和久井が初めてCLを経験したのは2013-14シーズン。予備予選3回戦で敗退したのだが、この時対戦したのがヘルシンキをホームとするHJKヘルシンキだったのは不思議な縁である。

なお、新チームでの和久井の背番号は75に。

加入が発表された数日後に行われたTPSとのリーグ戦でも早速先発出場を飾っており、即戦力として期待されているようだ。