各地で熱戦が繰り広げられた10月の代表ウィーク。
全世界的にワールドカップ予選が行われたことから、今月16日(月)に発表されるFIFAランキングではいくらかの変動があると見られている。
ワールドカップ本大会に向けた組み合わせ抽選会のポット分けは同ランキングによって決まるため、大きな注目を集めそうだ。
そんななか、韓国ではワールドカップとは違った部分で気になることがあるようだ。韓国『DAUM』によれば、今回のFIFAランキングで中国に追い抜かれることが判明したという。
アジアでは最多となる10回目の本大会出場を決めた韓国。2012年のロンドン五輪でも銅メダルを獲得しており、アジアを代表するチームであるのは間違いない。
しかし、2018年ワールドカップに向けたアジア3次予選では苦戦し一時は敗退も噂される状況であった。結局順位を争っていたウズベキスタンの失速もあり本戦出場を決めたものの、この10月に行われた強化試合ではロシアに4-2、モロッコに1-3と連敗を喫している。
一方、国内リーグの盛況が代表チームの強化に上手く繋がっていないのが中国だ。
しかしそれでも昨年10月にマルチェロ・リッピを新監督に招聘すると、その後の予選6試合で3勝2分1敗と好成績。前半戦の躓きもありワールドカップ出場には届かなかったが、2位韓国との勝点差はわずかに3であった。
そうした状況もあり、韓国のポイントは現在の659から588へと下がる計算になるそう。その一方で中国のポイントは626となる予定で、順位の逆転が起きることが明らかになったという。
FIFAランキングはあくまでも目安の一つだが、これは地味にプライドが傷つけられるかもしれない…。