先日の国際親善試合でパラグアイに快勝した日本代表。
チームは既に日本を離れてミャンマー入りしており、10日に行われる2022年カタールW杯2次予選の初戦に向け準備をしている。
そんななかチームのエースを務める大迫勇也が現地での練習後、「困惑」と「衝撃」を口にする場面があった。
【練習後ミックスゾーン📹】
🗣#大迫勇也 インタビュー🎤
『立ち上がりで試合を決める勢いで望む』
FIFAワールドカップ アジア2次予選
🇲🇲ミャンマー × 日本🇯🇵
10日(火)夜9時から #日テレ 系生中継#daihyo#SAMURAIBLUE #新しい景色を2022#日テレサッカー pic.twitter.com/2U7XoMm179
— 日テレサッカー公式 (@ntv_football) September 8, 2019
アジア予選といえば、やはり気になるのはアウェイでの環境面だろう。
ピッチについっては想定していたよりも「良かった」と話した大迫だが、環境について話し始めると「思ったより酷い」とやや困惑した表情に。記者がさらにそのことについて質問すると、「いろいろと考えさせられるくらい衝撃を受けてます」と答えたのだ。
1989年まで「ビルマ」の呼称で知られたミャンマーは近年まで軍事独裁政権下にあり、AFC U-19選手権で7度も優勝を誇ったサッカーチームも長く国際舞台から遠ざかることになった。
現在は民主化しサッカーチームも2015年にU-20ワールドカップへ初出場するなど成果を上げているが、経済的には貧しく、インフラも整っていないのが実情であろう。
この点については長友もこのようにつぶやいている。
ミャンマーの環境を目の当たりにしてショックを受けた。
日本は本当に恵まれている。
何でも環境のせいにしたり、文句を言ったりする人たちに伝えたい。
自分に対しても。
当たり前は当たり前ではない。
すべてに感謝すべきだ。
— Yuto Nagatomo | 長友佑都 (@YutoNagatomo5) September 8, 2019
世界各地でプレーをする二人がこれほどのショックを受けるとは…。
日本政府も支援を行っているが、環境面はわれわれ日本人にとって想像を絶するもののようだ。
ミャンマーと日本の試合は、10日に行われる。アジアの難しさを克服し、勝利を掴むことができるだろうか。