ベルギー1部のシント=トロイデンVV(STVV)とキットサプライヤーのMacronは25日、2023-24シーズンに向けた新ホームユニフォームを発表した。

クラブは2024年2月で創設100周年を迎えることから、今回のデザインはそれを祝したものとなっている。

Sint-Truidense 2023-24 Macron Home

シント=トロイデン 2023-24 Macron ホーム ユニフォーム

1924年2月23日に誕生したSTVVは23-24シーズンでクラブ創設100周年を迎える。その記念すべき100周年シーズンのユニは、サポーターでありビジュアルアーティストのトム・ヘルク氏がデザインを担当した。

デザインは1920年代のユニフォームを彷彿とさせ、“カナリーズ”(STVVの愛称)の「誇り」、「歴史」、「ハスペンゴウのサッカー文化」を表現。胸元にはサポーターの長年の忠誠心を表す100周年記念の特別ロゴを配置する。

ちなみにハスペンゴウとはベルギーで最も美しいとされる地方で、その中心にあるのがシント=トロイデンの街である。

STVVは先日、アルビレックス新潟から伊藤涼太郎の獲得を発表した。

日本人選手を多く擁するSTVVは新ユニ発表の際に日本人をモデルに起用してきたが、今回は一人も使われていない。この日本色を抑えている点は、100年の歴史に対してのある種の敬意とも解釈できる。