勢いの盛んな者もいつかは必ず衰えるということを盛者必衰という。過去に多くのタイトルを獲得して華々しい時代を築いた名門クラブが現在苦しんでいる。

頂上に君臨することが当たり前だったクラブは風前の灯火であり、最下位と苦しんでいる。

今回は過去に多くのタイトルを獲得したが、今季最下位に沈む名門3クラブをピックアップした。

フランス1部7連覇の強豪が降格危機

オリンピック・リヨン

所属:フランス1部

過去に2001-02シーズンからリーグ戦7連覇、近年もUEFAチャンピオンズリーグ2019-2020シーズンに4強まで勝ち進んだフランスの強豪リヨンは苦戦を強いられている。

現在0勝3分6敗とリーグ唯一の未勝利で最下位に沈んでおり、目も当てられない状況だ。先月29日のマルセイユ戦を前にマルセイユサポーターと見られる100人近い集団からチームバスが襲撃に遭遇する災難もあった。

欧州のビッグクラブからも注目を受けているMFマクサンス・カケレ、元フランス代表で昨季リーグ戦27得点のFWアレクサンドル・ラカゼットを有しているが、狂った歯車を修正できずにいる。