ポーランド1部のレギア・ワルシャワは22日、森下龍矢の期限付き移籍で名古屋グランパスと合意に達したと公式ウェブサイトで発表した。

レギアはポーランド1部リーグ優勝15回を誇る屈指の強豪クラブ。ユニフォームは胸に付ける「L」1文字のシンプルなエンブレムが個性的で、一度見たら忘れない。

Legia Warsaw 2022-24 adidas Home

レギア・ワルシャワ 2022-24 adidas ホーム ユニフォーム

今季のホームユニフォームは2022-23シーズンからの継続使用。デザインは伝統的にホワイトを基調としたシンプルなスタイルが多いが、過去にはグリーンをホームとして使うこともあった。

21-22シーズンから胸スポンサーとなった「Plus 500」の協力もあり、ホワイトとブラックの2色のみで構成するシンプルなデザインの実現が可能となっている。

レギアは1916年に兵士(ポーランド軍)のチームとして創設。その当時からユニフォームの色はホワイトまたはグリーンをメインに使い続けている。

クラブ創設当時のユニフォームは、ホワイトを基調にブラックのストライプを配したデザインだったという。現在の“白黒”はその時代から受け継がれているものだ。

現在まで1部リーグ優勝15回は国内最多。とりわけ2010年代以降だけで7度の優勝を誇り、ホワイトとブラックのユニフォームはポーランド最強の象徴といっても過言ではない。

クラブカラーは「白、赤、緑、黒」。レギアといえばユニフォームの胸に「L」1文字を丸で囲むシンプルなエンブレムが有名だが、実は正式なクラブ章は左側の盾形デザイン。丸に「L」は、その一部を抜き出したものだ。この「L」1文字のスタイルは1916年の創設当時から使われている。