France
|
2
|
1-0
1-0 |
0
|
Colombia
|
---|
シュナイデルリン キタンバラ |
32' 45' |
得点者
|
---|
第2試合には開催国であり、今年も優勝候補に挙げざるを得ないフランスが登場。
例年よりも増して非常に攻撃色の強いフランスは、序盤はコロンビアのカウンターに悩まされ、優勢ながら得点が奪えない状態が続いたものの、32分にブラヒミのドリブル突破からキタンバラのポストが成功し、シュナイデルリンのミドルシュートが決まって先制点を奪取。さらに後半開始直後に、セットプレイからキタンバラの鮮やかなバイシクルシュートが決まってリードを2点に広げた。ビュタン、キタンバラ、ドセヴィ、ブラヒミと強烈なドリブラーを並べ、それを技術があるドイスボランチが支える「侵攻力」は凄まじいものがある。
とはいえ、フランスは完全無敵というわけではない。やや守備に問題を抱えているからだ。特にボランチのエリアは、ベランダ、シュナイデルリンの両者とも決して守備力があるといえるタイプではない。案の定コロンビアは後半になってバイタルエリアを徹底して狙うという選択をし、それは確実に成果を出していた。もし、コロンビアに強豪国並みの決定力があれば、追いつかれていても不思議ではなかった。また69分にはオスピーナの挑発に乗った交代出場のエンディアイがパンチを繰り出し一発退場するなど、冷静さがあるチームとは言い難い(一応擁護しておくと、クラブでのエンディアイは特別荒っぽい選手という印象はそれほどない)。
きっと日本にも対抗する術はあるはずだ。