(日本時間)今週火曜日に始まったUEFA U-17 Championship、通称U-17欧州選手権だが、同カテゴリーの最大の魅力は既に各国のビッグクラブからも熱視線が送られている才能を目にできることにある。
本家のEURO(欧州選手権)は、どうしても「どこが優勝するか」が論点になりがちだが、この大会に関しては、将来のメッシやロナウドになり得る選手達を目利きすることがサッカーファンとしての最大の楽しみと言える。
今特集では、そういった視点に立ち、将来のビッグネーム候補を紹介していきたい。
ホナス・ラマーリョ Jonas Ramalho Chimeno
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— Jonas Ramalho (@JonasRamalho93) 2012, 7月 15
アスレティック・ビルバオ所属
1993年06月10日生まれ
スペイン
180cm / 79kg
わずか14歳8か月と7日でトップチームの試合に参加するという、ビルバオ史上に残る最年少出場記録保持者。
10歳の時にビルバオの下部組織に入団すると、メキメキと頭角を現し、自身の年齢よりも上のカテゴリーに所属するなど、少年時代から知る人ぞ知るダイヤの原石として注目を集めていた。
U-17スペイン代表でも、守備の要として不動の地位を築いており、恵まれた身体能力を活かし、空陸両エリアで存在感を顕示。足元も柔軟で自ら攻め上がって攻撃の起点になるなど、アタッキングセンスも秘めている。課題は、左足の扱いか。
ちなみに、ラマーリョというスペイン人らしくない名前に目がいくかもしれないが、これは父がアンゴラ人であるため。ちなみに、母はバスク人。