大会4日目は遂に日本代表とグループEの登場です!第1試合はオランダ対デンマーク。第2試合は日本対カメルーン、そして第3試合にはグループFから世界王者のイタリアが連覇をかけてパラグアイと激突します。

【Match 9】 オランダ VS デンマーク

グループEは、大本命のオランダと北欧の雄デンマークの激突でスタートします。初の世界制覇を目指すオランダ代表は、今大会も爆発的な攻撃サッカーが持ち味。ロビン・ファン・ペルシー、アリイェン・ロッベン、ウェズレイ・スナイデルらがピッチを縦横無尽に駆け巡ります。負傷中のロッベンは初戦は欠場する見込みですが、ラファエル・ファン・デル・ファールト、エルイェロ・エリア、ライアン・バベル、クラース=ヤン・フンテラールなど控えメンバーも破壊力満点。大会前のテストマッチでも攻撃陣は猛威を奮っており、優勝候補に恥じないサッカーを展開してくれるでしょう。

対するデンマークは2大会ぶりの出場ですが、ワールドカップや欧州選手権など、出場するビックトーナメントでは常に結果を残してきました。日韓大会からのベテランが多いのが気がかりですが、ダニエル・アッガー、シモン・ケアのCBコンビに、FWのニクラス・ベントナーなど若手も台頭。組織力に基づいた効率の良いサッカーでグループ突破に挑みます。

デンマークとすればオランダ戦は「勝ち点1で充分」な試合。守備を固めて、鋭いカウンターを狙うでしょう。対するオランダはデンマークは「侮れない相手」でしょう。「勝ち点3は欲しいが・・・」と思う部分がプレーに影響するかもしれません。

【Match 10】 日本 VS カメルーン

さぁ、日本代表のワールドカップがはじまります!多くを語る必要はないでしょう!!カメルーンを倒し、グループリーグ突破の足がかりにして欲しい!!!

頑張れ!日本!!

【Match 11】 イタリア VS パラグアイ

4日目の最終試合に前回大会の王者が登場です。日本でもファンの多いイタリア代表は、連覇という約半世紀も成し遂げられていない偉業に向けての船出です。

今大会のイタリア代表ことアッズーリは、大会直前になっても調子が上がっておらず、その行方を不安視されています。メンバーも4年前からスケールダウンした格好が否めず、連覇など夢物語と評するメディアさえチラホラ。反対の意見として「得意の死んだふり」と言う意見もありますが、今回のアッズーリは本大会で変貌を見せる事ができるのでしょうか。一番の気がかりはファンタジスタの不在。イタリアはこれまでエース、または切り札としてファンタジスタを有してきました。しかし、今大会のメンバーにファンタジスタはいません。困難に陥った時にどうするのか。名将マルチェロ・リッピの手腕に注目が集まります。

対するパラグアイ代表は南米予選を3位で通過し、4大会連続のワールドカップ出場となりました。伝統の堅守はもちろん、南米らしい狡猾さを備えたアタッカー陣は健在ですが、予選で活躍したサルバドール・カバニャスは銃撃事件により欠場。カバニャスの不在を埋めきれるかが1つの鍵となるでしょう。ネルソン・バルデスかロケ・サンタ・クルスかルーカス・バリオスか。6人招集のFW陣は束になってでもカバニャスの無念を晴らさねばなりません。

アテネオリンピックでも対戦した両チームですが、当時の若手はいまや押しも押されぬ主力です。アテネではパラグアイが勝利しましたが、今回はどのような結果となるでしょうか。堅守速攻が売りの両チーム。切れ味鋭いカウンターが炸裂するのはどちらでしょうか!?

【厳選Qoly】6度の選手権優勝!高校サッカー屈指の名門、帝京高校が輩出した「最強の5人」